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電子レンジから発火!掃除の方法【動画】 [生活]

ここ数年間で国民生活センターには

電子レンジの発煙や発火についての相談が多数寄せられていとのことです。

その原因と対処法をまとめてみました。

身近な電子レンジの使い方と危険性をもう一度確認してみましょう。








国民生活センターなどには、

冷凍おにぎりを電子レンジで解凍しようとしたところ、

庫内上部から火が出たという事例や、

10年前に購入した電子レンジで餅を軟らかくしていたら、

突然、レンジ右側面から小さい火花が散り、穴が開いたなどという、

また、電子レンジを使用中、芋が焦げて発火したというものや、

電子レンジでジャガイモを10分間加熱したところ、

ジャガイモが燃え、レンジから煙が出たという

電子レンジの発煙や発火についての相談が今年の3月までに701件寄せられているといいます。



これらの事例に対し2つ原因があります。

1、電子レンジ内での発火は庫内の汚れ。

2、食品の加熱しすぎが原因と見られています。


スクリーンショット 2015-12-31 18.01.53.png



以下は国民生活センターの実施テストから。



●原因1  庫内の汚れが原因

マイクロ波の出口に取り付けられているカバーに

食品のカスを付着させ、市販の冷凍おにぎりを加熱したところ、

加熱開始直後からバリバリという異音とともに激しく発火したり、

火花が散る様子が確認された。


加熱中、この現象は断続的に続いたが、

動作を停止すると、マイクロ波の照射が止まるため、

発煙・発火は収まった。





●原因2  食品の加熱しすぎが原因

冷めた焼き芋(約100グラム)をラップをせずに電子レンジで加熱。

加熱開始から4分ほどで発煙がみられ、

その後、レンジの外に煙が大量に吹き出して

発火に至るケースも確認された。

焼き芋が発煙してから発火に至るまでは1分程度で、

発火時に庫内の圧力が上昇することによって、

扉が開いてしまうこともあった。




電子レンジは、

マグネトロンと呼ばれる真空管から照射される

電磁波(マイクロ波)を利用して加熱する調理器。


1秒間に約24億5千万回という速さで

プラスとマイナスが入れ替わり振動する

マイクロ波によって、


食品に含まれる水分子を振動させ、

このときに発生する熱を利用して食品などを加熱する。


スクリーンショット 2015-12-31 18.02.09.png



国民生活センターは、意図せずに付着した汚れや、

長年の使用によって蓄積した汚れが

思わぬ発火を招く原因となると指摘。


日頃からこまめに手入れすることを推奨しています。












食品が少量の場合や水分量が少ないものの場合は、

思っているよりも短時間で加熱が進むことがあるので、

取扱説明書に従った設定にすることはもちろんのこと、


説明書に記載がないときや判断が難しいときは、

加熱時間を控えめに設定し、

様子をみながら加熱しましょう。


また、いざ発火してしまった時は、



あわてて扉を開くと酸素が急激に入って

炎の勢いが増してしまう可能性があるため、

一旦、電子レンジを停止させ、電源プラグを抜いて、

扉を開けずに煙や火が収まる待つのが良いです。


電子レンジは日常的に利用する家電の一つで

手軽で身近なだけに。

こまめに掃除しつつ、

電子レンジの使い方をもう一度確認してみましょう。










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